今月5日から始まります、第56回国公立展に向けて作品を描かなくてはいけないのですが、懸賞で当たった「LOTTE 飲み友」を飲みながらブログを書いています。東京農工大学の渉外の1人(実質0.05人前)、じゅんじゅんです。昨晩は冷蔵庫でかたつむりを2,3匹飼育する夢を見ました。前置きはどうでもいいですね。今回は、東小金井に位置します、東京農工大学の工学部キャンパスを探検してきましたので、報告いたします。
普通のキャンパス紹介だとつまりませんので、変な視点で探検していきたいと思います。

では、スタートは図書館前の庭園から。淡いピンクのナンチャラ桜が綺麗。見惚れて近づいたら池に落ちたのは秘密。

靴下を乾かす為に取り敢えず高いところへ向かいました。ここは講義棟と13号館という建物を繋ぐ所。人工的な空間だけど心落ち着く景観に、靴下ともども30分くらい見入っていました。

はい、じゃあ地上に戻りまして、シュヴァルツヴァルト的な森を抜ける・・・。また、「artificial」という言葉を具現化したような建物が見えてきたやん。美術部心をくすぐられますね。

これは新1号館。結構モダーンなデザイーンでしょーん。あの屋根の穴から週2のペースで宇宙人が地上に降りてきます。そんで毎回この坂で転んでます。前一緒に昼飯食べたんだけど、どうも主食が「森永ビヒダスプレーンヨーグルト」らしい。
じゃあ、ここで「東京農工大学工学部ヘンダジェオブジェランキング5」を始めます。なんでオブジェなんてあんのよ?と思いますが、農工大にも芸術的な雰囲気が欲しかったらしく、新しい建物が建つたびになにか記念の彫刻が置かれるようになったようです。さっそく変な造形物を一緒に見ていきましょう。
※「*」のついているものは、作品名を忘れたので私が勝手に命名していますので悪しからず。
【第5位】「石器時代のカヌー」*

図書館わきのちょっとした茂みに潜んでいる造形物。多摩川が氾濫した時にでも役に立つのかもしれない。これに乗っていればきっと助かる・・・いや、石だから確実に沈む。なるほどこの作品には、「じっとしているだけでは救われない。自分から何かを求め、行動し、強く生きていくべきだ。」というメッセージが込められているのか。本当に奥深い。
【第4位】「ほら、あな。」*

ほら、石に穴があいているよ。このオブジェに出会ったのは二次試験の前日だ。見た瞬間に私の幼子心が蘇り、穴に潜り込んだ。・・・身動きが取れなかった。どうにか人の助けを借りて、抜け出すことが出来た。ある意味、私の第二の誕生だった。この経験から、「どんなに苦しい試練だって、きっと出口はある。時には人に弱さを見せてもいいんだ。」ということを学びとった。
【第3位】「音のなる柱」

キャンパスを東西に貫く並木通りの一角にある、12号館の記念オブジェ。東京藝術大学卒の阿部光成氏の作品である。スピーカーが付いていないので音は聞こえない。心で感じる音ということですね。自分も「心の耳」をこの大学で得られるように精一杯頑張ろうと思います。あなたのには、「心の耳」ありますか?
【第2位】「今 あの頃 いつも」

BASE本館という建物の前にある、左手のオブジェ。この作品の作者、本間広基氏も東京藝術大学卒。言葉にならない哀愁に満ちていて、自然と涙がこぼれた。僕はそっと目薬をポケットにしまった。
【第1位】「群生」

「群生」という作品。正門を入って左手にある歪んだ庭園に存在。一番不可思議で、意味の分からない作品なので好き。この大学における知的好奇心や使命型探究心の群生を祈っているようにも感じられる。これに思いっきりダイブすると、痛いよ。
ここで一息、美しき景観を眺めて思考をリセットしましょうか。

梅の花が色鮮やかで、誠に麗しい。ちなみにこの建物は、学術支援研究センター機器分析施設です。以前、授業でここの核磁気共鳴装置(NMR)を用いて、タンパク質の同定といった実験をしました。この時、NMRによる強磁場を受けて、おらのG-SHOCKが狂ったんだべさぁ。まさに爺、SCHOK!
こうしてキャンパス探検をすると面白いなあって、しみじみ感じる。
ついでだから、テレビ朝日で放送してる「ナニコレ珍百景」の農工大ver.の「ノウコレ珍百景」もやっちゃいますか!!
◆環境管理施設

うん、自分自身の環境管理できてないね(笑)
◆駐輪スペース

アイドリング・ストップ、重要だよね~。でも、ここに停めてあんの自転車だけやん(笑)
自転車にエンジンなんてぬぅあいからっ!!
探検も終わって、生協でブラックサンダーとココアを買って、家に戻ろうとしたその時。
声が聞こえた
「助けて・・・」
一体、誰の声なのだろうか。聞こえたほうに目をやると

君だったのか・・・クリスタルガイザー!彼女は僕にこう言った。
「君はもう心の耳を持ってるね。」
僕はクリスタルガイザーを放置して、Yeah!と帰って行った。家へと。
読んで下さり、感謝してます
めでたしめでたし