2011年3月16日水曜日

開催中!

東大のFです。
ほんとは地震が起きた後すぐに僕がメッセージを発するべきだったのでしょうが、
ごたごたしていて今日になってしまいました。すみませんm(__)m

各大学の渉外・出展者の皆さんの多大なご協力のおかげで、
第57回国公立展は何とか開催にこぎつけました。
本当に感謝しています。


もちろん、開催することに対して疑問を感じている方もいると思います。

確かに今の状況では当初の目標である来場者500人は達成できないでしょう。

「自分たちの作品を多くの人に見てもらいたい」という気持ちで出展した人にとって意味のある展示会とはいえないかもしれません。


正直にいえば、僕だって国公立展を中止してしまった方がよっぽど楽です。
1年間準備してきたから惜しいという気持ちもありましたが、最初は「もう中止でいいかな・・・」とも思っていました。


しかし、来場者が500人には到底届かなくても、
極端にいえば来場者が1人であっても、
自分の作品を一般の方に見てもらい何かを感じてもらえたら普段発表の場のない一般の大学生にとってありがたいことなのではないか。

僕たち運営側が少し頑張れば開催することはできるのに中止してしまうことは、国公立展のために気合いを入れて作品を作り上げてくれた出展者の方々に失礼なのではないか。

そんな風にも思うんです。





昨日の搬入には交通機関が混乱している中でもたくさんの人が来てくれました。

学芸大学の速水先生・正木先生も、こんな状況の中でも目黒まで足を運んでくださり、貴重な講評をしてくださいました。

放射線漏れの情報が流れたあと運営側で取ったアンケートでも、「開催しよう」と言ってくれる人が何人もいました。

東大美術サークルの後輩たちは、地震後も部室まで来て共同制作を作ってくれました。
昨日の搬入にもたくさんの部員が来て、全体の指示を出す僕の代わりに東大の作品を展示してくれました。

僕の家族は「国公立展をやるなら絶対に見に行くよ」と言ってくれました。


国公立展のためにこれだけ力を貸してくれる人がいるということは、僕にとってこれ以上ない励みになりました。頑張る気力を与えてくれました。
感謝してもしきれません。


…まだまだ言いたいことがある気がするのですが、うまくまとめられませんね(笑)


第57回国公立展の開催に協力してくださったすべての方に心から感謝しています。
本当にありがとうございます。

明日以降不確定な部分もありますが、国公立展は予定通り開催する予定です。
このような状況の中でも100を超える力作が集まりました。
少しでも多くの方にご覧いただければと思っています。


最後になりましたが、今回の地震・津波等で被害にあわれた方々のご無事をお祈りするとともに、
亡くなられた方々のご冥福をお祈りしております。

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